“大原のシソ”は、京都市左京区大原地域を中心に栽培されている。この地域で栽培されるシソは色や香りがすばらしく、古くから「しば漬け」の原料として全国的にも引き合いがある特産品。 (撮影:2014年6月27日)
“しば漬”には、諸説の名前がある。「紫蘇漬」と「紫葉漬」は素材からきたのであろう。
なぜなら大原の名刹魚三千院の聖応大師が創成した茄子、胡瓜、茗荷などを、大原の名産である紫蘇の葉とともに塩漬けしたものが起源の漬物だから。
水質のよい大原は、よい紫蘇が育つ土地柄にあり、その辺りで採れる紫蘇は学会からも日本一の折り紙付き。
その上、丹念に栽培され、香り高さは抜群なので、大原の家では古くから保存食とされていた。
もうひとつの名は「柴漬」である。今から八百年ほど前、『平家物語』で有名な高倉帝の皇后、建礼門院徳子様は、聖徳太子が建てたという大原の寂光院に御閑居されていた。その折に、里人がこの漬物を献上したら大層お喜びになり、大原女が頭にいただき売り歩く柴にちなんで「しば漬か」と仰せられたというのが由来。建礼門院は、壇ノ浦の戦いで幼少の息子、安徳天皇とともに海に身を投じたが建礼門院だけが源氏に救われ、寂光院に。 (京都府漬物協同組合HP)










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