2021年 京の桜「八坂神社、南楼門前」

知恩院から円山公園を抜けて「八坂神社」へ。堂々とした南楼門は八坂神社の正門です。この門は慶応2年に火災に逢い、明治12年に再建されたものが現代の南楼門です。四条通に面した西楼門が正門だと勘違いされることが多いようですが、本殿の正面に向かった南門が八坂神社の正門で、その前に大きな鳥居が控えており、神事の行列や神輿も南門を通ります。国の重要文化財に指定されている石鳥居は南楼門の南にあります。正保三年…

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2021年 京の桜「知恩院、友禅苑」

「友禅苑(ゆうぜんえん)」は知恩院の庭園で、友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園されました。東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和の名園です。友禅苑の枝垂れ桜は、京都御苑の近衛邸跡の糸桜とほぼ同じ時季に咲きながら、あまり知られていない、入苑有料の穴場桜です。苑の中に2本の枝垂れ桜が咲いています。一本は薄いピンク、もう一本はやや濃いピンク。濃いピン…

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知恩院「北門」他

「黒門」から、知恩院境内に至る道が「黒門坂」。国宝、知恩院三門は表玄関。さしずめ、こちらは裏玄関かと。石段と白壁に沿って上の「北門」へと至る道は、時代劇のシーンに出てきそうな雰囲気があります。秋には、「北門」周辺は綺麗な紅葉が迎えてくれます。桜のシーズンは、目にも優しい新芽の緑で和みます。「北門」の左手奥に、大きな古株の桜があります。花頭窓を背景にすると一幅の絵になります。「宝佛殿」脇の古木の桜…

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2021年 京の桜「知恩院、黒門前」

知恩院の「黒門(くろもん)」は、知恩院境内に2か所ある門の一つで境内北側に位置します。二条城の門にやや似て重厚で、門からの階段参道はあたかも城構えのようです。白川脇の「古門」を入って、真っ直ぐ東へ「華頂道」を上ると、突き当たりが「黒門」です。昨年から撮影スポット入りしている、黒門前、華頂道脇の早咲き桜です。(撮影:2021年3月17日) …

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2021年 京の桜「岡崎の細井桜」

岡崎疏水(びわ湖疏水)に架かる徳成橋(とくせいばし)を挟んでの左右(東西)に桜があります。西側が早咲き、一本の「細井桜」です。説明によると、「細井桜」は、細井又五郎という方が白花唐実桜(シロバナカラミザクラ)と染井吉野(ソメイヨシノ)を交配して作り出した新種だそうで、1973(昭和48)年7月に廣江美之助(元・京都大学教授)博士が命名したとのこと。(撮影:2021年3月17日) …

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平安神宮辺り

平安神宮前の岡崎公園の桜は、まだ先の様子だったが、平安神宮の隣の「京都市武道センター」内の桜は見事に咲いていました。(撮影:2021年3月17日)

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京都市京セラ美術館

開催中の『日本大判写真展 2021』を見に行きました。京都市京セラ美術館は、昭和8年(1933年)11月、昭和天皇の大礼を記念して開設され、京都画壇をはじめとする近代日本画の名品を多数所蔵しています。2020年3月21日のリニューアルオープン後はコレクションルームが新設され、四季ごとの所蔵品を楽しむことができます。また、新館「東山キューブ」では、現代アートをはじめ、デザインやマンガ、アニメ、ファ…

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京都、山科「西念寺」

西念寺は山科駅の近くにある浄土宗寺院です。何度も火災に遭い、詳細な由緒は分からないそうですが、江戸時代にはこの辺りにお寺が三ヶ寺あり、竹鼻三ノ堂と云われていたそうです。地蔵寺が西堂、この西念寺が中堂、円信寺が東堂ですが、街道から外れており、周囲は竹藪だったそうです。表門を入ると前庭があり、正面に本堂、左手に庫裏があります。本堂に入ると内陣中央に本尊で聖徳太子作と云われている阿弥陀如来像、脇侍に観…

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山科本願寺「南田跡」

山科本願寺は、浄土真宗中興の祖である蓮如が、本願寺再興のため、山科の地に文 明10年(1478)から建設を開始したものである。山科本願寺は、江戸期の絵図によると御影堂や阿弥陀堂等、本願寺の堂舎が建ち並ぶ「御本寺」、法主の家族や坊官達の屋敷がある「内寺内」、寺に関わる職人や商人等の町衆の居住区である「外寺内」の3つの郭から構成され、それぞれの郭と外周は、土塁と濠により、厳重に区画することによって、…

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京都、山科「若宮八幡宮」

若宮八幡宮『当宮は天智天皇が山科野に御巡幸の天智8年(669)の折、音羽の杜に八幡神を勧請されたのにはじまると伝えられている。 当初の御祭神は仁徳天皇、応神天皇、神功皇后の三神であったが、後に摂社の二神(天武天皇、須佐之男命)を加え、五座となった。 旧記は紛失し現存しないが、後小松天皇の応永年中(1394~1427)8月に社殿が再建され、明治6年(1873)8月に村社に列せられた。 そして平成2…

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一燈園のアセビ

「一燈園(いっとうえん)」の門の周りにある大きなアセビが満開となっていました。「一燈園」とは、西田天香によって明治末期に設立され、京都市山科区に本部を置く懺悔奉仕団体です。宗教法人格はもたず、法人格としての正式名称は一般財団法人懺悔奉仕光泉林(ざんげほうしこうせんりん)。天香さんの有名な言葉は、「不必要な物を一つ持てば 一つの苦労を十持てば 十の苦労を増すものです。」一燈園は、1904(明治37…

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我も我もと・・・

庭の花木の花が一斉に、我も我もと咲きました。平年だと、もう少し時差があるのですが!(撮影:2021年3月16日) ユキヤナギ 連翹(レンギョウ) 大輪ツバキ 白ツバキ。今年は沢山咲きました ア…

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「シンボルツリー」の交代

長年、庭の中で最も目を引く場所(フォーカルポイント)である玄関前にシンボルツリーとしてのツゲの植栽がありました。12年程前に、家を建て替えした時もそのまま残していましたが、近年、根元や幹の空洞化が著しく樹勢も衰えてきていました。大きな台風とかに見舞われた時に倒壊することは容易に想像出来る厳しい状態になっています。北山杉に入れ替えする等、交代樹について逡巡としていましたが、フォーカルポイントとして…

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京都、「圓光寺」の白木蓮

京都市内で「圓光寺」と称される寺院は、「詩仙堂」近く、左京区一乗寺小谷町の臨済宗南禅寺派の圓光寺が有名ですが、他に、三条京阪駅近く東山区巽町にも圓光寺があります。この白木蓮の寺は山科区 四ノ宮泉水町にある真宗大谷派の「圓光寺」です。長屋門脇に手入れの行き届いた白木蓮が見事な花を咲かせていました。(撮影:2021年3月11日) …

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2021年 京の桜「初御代桜(ハツミヨザクラ)」

京都のソメイヨシノの開花予測は3月17日と発表されています。京都の桜ではありませんが、隣接県、滋賀県大津市の桜。大津市の「皇子が丘公園」の交通公園周辺の早咲きの桜、「初御代桜(ハツミヨザクラ)」が見頃を迎えていました。ハツミヨザクラは、ヒガンザクラの一種。「寒緋桜×啓翁桜」を交配し誕生した品種で、ソメイヨシノより半月ほど早く開花します。萼筒はカップ型・ 萼片は卵状三角形で小枝でも多くの花を付ける…

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京都山科「安祥寺」

山科疏水沿いの散歩道に高野山真言宗の寺院「安祥寺(あんしょうじ)」がありますが、開扉されているのを見たことがありません。本尊は十一面観音。朝廷縁の定額寺の一つ。寺内は非公開ですが、2019年に春の「京都非公開文化財特別公開」の一環として、本尊十一面観音像が初めて一般公開されました。「安祥寺」は、嘉祥元年(848年)、仁明天皇女御で文徳天皇の母・藤原順子(ふじわらののぶこ)の発願により、恵運(入唐…

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長岡京

今から1200年以上も前、日本の都の中心がここ向日市にありました。長岡京は近年まで「幻の都」とされていたが、1954年(昭和29年)より、西京高校教員であった中山修一(後、京都文教短期大学名誉教授)を中心として発掘が開始され、翌1955年(昭和30年)、大内裏朝堂院の門跡が発見されたのを皮切りとして、1962年(昭和37年)大極殿跡が発見され、今日までにかなり発掘調査が進み、1964年(昭和39…

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京都、「長岡天満宮」の梅

梅花を求めてJR「長岡京駅」にて下車。徒歩で20分弱で長岡天満宮の鳥居前に到着しました。ご祭神は,学問の神様として有名な菅原道真公です。道真公が太宰府へ左遷される途中,かつて 在原業平らと共に詩歌管弦を楽しんだこの地に立ち寄り,都を振り返って名残を惜しんだ事から 「見返り天神」とも呼ばれています。太宰府にお供した3人が別れ際に戴いた道真公自作の木像をご神体として祀ったのが長岡天満宮のはじまりと言…

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天智天皇山科陵

旧東海道日岡峠を東に下って、平坦になる辺りには、かつて一里塚があった。そのまま東へ向かい、三条通に出ると、天智天皇陵参道入口が見える。入口左側には、天皇が漏刻(水時計)をつくり時刻制度を定めたことにちなみ、昭和13年6月に京都時計商組合が建立した垂直型日時計がある。 その昔、天皇陵あたりを御廟野と呼び、江戸初期の地誌『出来斎京土産(できさいきょうみやげ)』には、「此の野への名を忘れなば犬の声只ひ…

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8,912歩の軌跡

歩くことに少し慣れてきました。山科駅を目指して、停水中の山科疏水沿いを歩きました。歩数計は、8,912でしたが、8,000歩超えは未だキツイ感が!随分衰えたものと実感しました。ご褒美に、旧東海道沿いのスイス菓子店でイチゴのショートケーキを買って帰りました。 …

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ここが県境です 「県境を歩く(5)」

琵琶湖第1疏水の水は、大津市の三井寺付近の「琵琶湖第一疏水揚水機場」から京都市へ流れてきます。びわ湖側から取水された水は長いトンネルを抜け、「第1トンネル西口 廓其有容」から京都市側へ顔を出します。第1トンネル西口の上、北側斜面に広がるのが「小金塚住宅団地」です。この住宅街の下の方(疏水に近い方)は滋賀県大津市と京都市山科区との境が微妙に入り組んでいる場所です。(撮影:2021年2月27日) …

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山科地蔵と徳林庵

徳林庵の山科廻地蔵(像の高さ約3メートル)が安置されている六角堂は、8月22、23日以外は開扉されておらず、通常は格子越しでの参拝となるはずですが・・・・法要か何かが営まれるのか、六角堂の三方の扉が開かれ、若い僧2名が何やら待っている様子で控えていました。断りを入れて、写真を撮らせていただきました。(撮影:2021年2月24日、12時頃)「徳林庵」は、南禅寺第260世雲英正怡(うんえいしょうい)…

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染殿地蔵尊

「染殿地蔵(染殿院)」は繁華街の一角にある時宗の小さなお寺です。正しくは「染殿院(そめどのいん)」本尊は地蔵菩薩。十住心院(じゅうじゅうしんいん)・警礼寺(きょうらいじ)とも呼ばれ、釈迦如来を祀ったことから四条京極釈迦堂ともいった。大同三年(808年)弘法大師空海を開基として創建。秘仏の本尊は空海作と伝えられ、江戸時代には名地蔵の一つに数えられた。等身よりも大きな裸の地蔵菩薩立像は、文徳天皇の皇…

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錦天満宮

カメラの液晶部分を保護しているフィルムが傷んできたので、烏丸通りのカメラショップを訪ねたところ、開店は10時30分からとの案内が。コロナ禍前の烏丸通り、河原町通りの多くの商店の開店時間は10時でした。他店も見ると、10時開店のところや10時30分の店や11時開店の店が!開店までの30分、どこで過ごそうかと思案の末、近場で時間待ちすることに。先ずは、錦天満宮を訪ねました。「錦天満宮(にしきてんまん…

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「土下座」で知られる高山彦九郎の像

三条京阪駅の地上、三条大橋の東に高山彦九郎の像があります。通称「土下座」として知られるこの像には、意外な歴史が隠されています。高山彦九郎は「寛政の三奇人」の一人にも数えられる群馬県太田市出身の武士で、13歳にして太平記を読み、南朝の悲話に心を動かされ、さらに自らの先祖が後醍醐天皇に仕えた新田氏であることを知ると、天皇を敬う勤皇の志に目覚めます。そして、明和元年(1764年)18歳の時、学者を志し…

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2021年 京の桜「三条大橋詰め」

「三条白川橋の道標」の後、旧東海道の起終点、京都・三条大橋へやってきました。鴨川を渡った西側に、弥次三さん、喜多さんの像があります。その近くの、河津桜が見頃間近となっていました。(撮影:2021年2月24日) …

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京都、道標探し(6)「三条白川橋」

三条大橋をふり出しに、東海道五十三次が始まります。現在、三条大橋付近も、すっかり変わって道標の名残はありませんが、約1㎞東(江戸寄り)の白川橋まで来ると、そのたもとに延宝6年(1678)3月の紀年銘を刻んだ、「史跡 三条白川橋道標」があります。恐らく、現存最古の道標と思われます。道標は幅23.5×27 高168㎝。北側面には「三条通白川橋」。東側面には「是よりひだり ちおんゐん ぎおん きよ水み…

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京都、道標探し(5)「毘沙門堂」

JR山科駅前、京阪電車の踏切脇に「毘沙門堂」「山科聖天」と書かれた白地の大きな看板が出ています。その看板の手前に、寄りかかるように立っている古い道標があります。北側面(通路側)には「本願寺 山科両別院 是より ひだりへ 六丁」。西側面(駅より)に「明治四十二年十二月建立」と。東側面に刻んだ 様な跡が窺えますが、判読不能。南側面は、電車の線路側になりますので立ち入ることが出来ません。この道標は両別…

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スミレが咲きました

昨年は、2月の頭には咲き初めたスミレ。今年は、少し遅いようですが「ニオイ タチツボスミレ」が咲きだしました。名前の通り良い香りがあり、タチツボスミレの中では華やかな存在。タチツボスミレより花色が濃くて、中心部の白い色がはっきりしてます。花柄に微毛があるものが多いが無いものもあるそうです。草丈5~15cmほど。葉はあまり尖らない卵形で、細長い。(撮影:2021年2月25日) …

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謎の、バス停

三条通の思わぬ場所に「バス停」がありました。今まで全く気づかなかった・バスを見たこともない謎の停留所。バス停の標示は「近江鉄道 山科駅口 OHMI」。立命館大学京都線と書かれた時刻表が張られていました。よくよく見ると・・・・・立命館大学(びわこ、くさつキャンパス発、京阪三条駅行き)。キャンパス発7:45⇒京阪三条着8:45の一本のみ。また、時刻表の下に備考があり、朱文字で「運行日は下記のとおりと…

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だんじょの水

護国寺から南東にある商店街の一角に「だんじょの水」はあります。毎年この地は、水不足で苦労する土地であった。村民たちは用水工事を護国寺に懇願し、護国寺の僧侶と一体となって、余水を地下埋設水路によって導水する、画期的難工事を完成させた。時期は1690年(元禄3年)と伝わる。これを「だんじょ用水」と言う。以来三百有余年「だんじょ用水」は、昭和初期まで夏は冷たく、冬は温かい清らかな水が管一杯に溢れ、地域…

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